会社が加入している福利厚生関連で3割くらい安価に購入することができたので予約してしまった。来演するのは来年の2-3月だから、予約したことを忘れた頃にチケットが届きそう。
Ruby World Conference は主にスーツのためのイベントということで、国や地方自治体の偉い人がRubyで町おこし的な内容も確かにあるんだけど、今回は企業によるRubyの活用事例が特に良かった。
というのも、Rubyに手を出している企業にパターンが既に出来つつあるように感じていて、発表を聞いた限りで強引に分類してしまうと下のような三つにわけることができる。
発表の時の細かい内容は Twitter の #RWC2010 を追いかけるのが一番早いと思うのでここでは割愛するけど、Javaに比べて生産性が〜とか日本語のドキュメントが〜IDEが〜と言ってるうちに、採用を決めてしまった企業は Amazon EC2をフル活用して動画のエンコーディングのシステムとか、地下鉄やガスのようなものに関連するシステムを作ってしまいました!みたいなことになっているのはジワジワ来る物があった。
特にティージー情報ネットワークさんのシステムの仕組みについては、発表していた武藤さんにもう少し詳しく聞きたかったんだけど懇親会や二日目もお会いすることができなくて聞くことができなかったのであった。とほほ。
後は松田さんが自分らにはラーメンを買うくらいしか貢献する方法がないのかとか、お金にまつわる話をしていたんだけど、あの話をもっと国や地方自治体の人に聞いて欲しかったなあ。Ruby を盛り上げていくとか言うのは良いけど、実際どれだけの人(企業)が Ruby で金を稼いでいるのか、 Ruby に対して金銭的な支援が出来ているのかという現実をもっと知るべきだ。
ということを考えさせられるとても良いイベントであることは間違いないので、来年以降も参加したいと思う。関係者の皆さんお疲れ様でした!