この日も Zoom に参加して以下のような話題について話していた。
そういえば、まつもとさんに「アンガーマネジメントは怒らないことじゃなくて、怒ってる時に怒ってるというのを自覚して、怒るべき時と怒らない時をコントロールすることですよ」というのを伝えるのを忘れていた。他にも色々話したようなきがするけど、気になる人は ruby-jp から zoom の url をゲットして参加してください。
ruby-lang.org を Google Domains に移管した - HsbtDiary(2022-08-17) で作業したドメイン引越しの第二弾として面倒を見ているメールサーバーをやめて Google Domains と Google Workspace に引っ越しするというのをやっていた。今回のスコープはあくまでも hsbt@ruby-lang.org
というような単独で動くメールアドレスだけで、ruby-core や ruby-list のような mailman で捌いているは第三弾にすることにした。
具体的な手順としては
ここまでやった時点であとは動くだろうと思い、MX レコードを書き換えたのだけど、ruby-core などは ruby-core@lists.ruby-lang.org
ではなくて、ruby-core@ruby-lang.org
という、普通のメールアドレスと同じ ruby-lang.org
で運用されていることに気がついてロールバックした。
どうしたものか、と考えて、mailman に用意されている管理用のアドレスである ruby-core
, ruby-core-owner
, ruby-core-request
の三つを Google Domains の転送設定で neon.ruby-lang.org
というメールサーバーの別ホスト名に転送することで mailman に処理させるということにした。
ただ、この方法を直接実行すると、メーリングリストに Google Domains からの verify メールが飛んでしまうので、
/var/lib/mailman/data/aliases
に書いてある mailman への配送をコメントアウトして、僕個人のアドレスに変更してから
sudo /usr/sbin/postalias /var/lib/mailman/data/aliases
を実行して配送先を変更したのち、Google Domains に 10 * 3 のアドレスをひたすら入力して認証をしてから、mailman の aliases のコメントアウトを元に戻して、Google Domains の MX レコードを変更、ということで改めて MX レコードの引っ越しが完了した。ただ、何故か heroku で使っている sendgrid から ruby-core@ruby-lang.org
へメールを送ることができない、という事象が発生していたのでしょうがなくこちらも ruby-core@neon.ruby-lang.org
に変更してやり過ごした。
後日、spf の設定が Google Domains の標準設定だと、mailman の配送が fail するという事象が見つかったので、Google Domains の設定をコピーした上で、設定を任せるのはやめて、MX, TXT, SPF の三つを手動で設定することで fail することは無くなってひと段落。
neon.ruby-lang.org
が混ざっているのがやや不安ではあるけど、あとは mailman をどうするか、にフォーカスできるのでだいぶ前進したかなあ。頑張るぞ。