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HsbtDiary


2025/04/01 (火) [長年日記]

RubyGems のテストが CMake 4 で落ちるのを直した

何もしてないのに RubyGems のテストが落ち始めたので調べてみたら GitHub Actions の runner に入っている CMake が 4.0.0 になったのが原因だった。手元でも mise で CMake 4 を入れたらちゃんと落ちた。

デバッグしてみたら minimum version の指定は最も古くても 3.5 からになったのが原因だったので何も考えずにその通りに変更しておいた。

https://github.com/rubygems/rubygems/pull/8601

CMake 4 だったら〜、という分岐を入れた方がいいかなとか考えたけど CMake 3.5 のリリースは 2015 年と10年前らしく、流石に今テストを実行しているようなプラットフォームだと流石に 3.5 以上が入っているので大丈夫だろう。

Ruby office hour

開始から Matz が参加していたので、bugs にある Ruby の挙動について話してから Agent による Coding の雰囲気とか、それに適した言語ってなんだろうね、みたいな話をしていた。個人的には

  • 標準出力に Agent が理解して改善しやすい情報を入れる
  • なんならエラーを出したクラスのドキュメントへの URL を書いてもいいくらい
  • テストなど、コードの実行をとにかく簡単にできるようにする
  • コンパイルが遅いのも、実行時間が長いのもダメ

ってあたりかなと思う。Agent にコードを書かせるようになると、人間が「よしっ」てやる方に力点が移動するので理解しやすい、とか頭に負荷が少ない、みたいなコードの方が良くて、Ruby が有利かも?とかそういうのは面白かった。こういう方向にプログラミングが発展するのはちょっと面白い。

Apple Intelligence を使いたいので日本語 UI にした

iOS や macOS ではSiri を使うのは日本語、UI は英語という使い方にしていたんだけど、iOS 18.4 や macOS 15.4 から使えるようになったApple Intelligenceは、これらの言語を揃えないと使えないらしく、ぐぬぬとなっていた。

試しに日本語UIにした上で日本語のApple Intelligenceを有効、英語UIに戻す、だと戻した直後は使えていたもののすぐただの Siri に戻ってしまった。しょうがないので日本語UIにして暮らしてみようと思う。

この辺、海外から日本に来た人も英語設定だと日本語で Apple の地図が使えなくて不便とかそういう声を聞くのでいい加減独立して設定できるようにしてほしい。