高島屋の催し物として柚木沙弥郎の展覧会が開催されていて、同時に日本全国の民藝品を扱う店が出店するという民藝展が併催されていたので見てきた。
ちょうど湯町窯のエッグベーカーの一つが割れてしまって、もう一つ買おうと思っていたところだった。目当てだったエッグベーカーは以前に買ったときとはサイズが変わっているけど、十分な大きさの物があったので買うことができたので良かった。あとは妻が料理皿をいくつか欲しいと選んできたのでそれも購入。
展覧会の方は、特に交流とかは無いと思うけど、デザインが北欧ぽくて面白かった。妻にこの話をしたら、ぜんぜん違うと言われてしまったので「えー」とはなってしまった。どうみてもフィンレイソンに似てると思うけどなあ。
高島屋のあとはちょうどアーティゾンのカフェの開店時間だったので、予約なしのダメ元で言ってみたら席をゲットすることができたのでランチセットを食べた。
パスタとメインの2つを食べたい、とは思ったもののどう考えても入らないのでメインのみにしてしまった。とても美味しくて満足。最近、この手の料理で量を食べることができないので、機会に対してもったいなく感じる時がある。
ランチのあとはアーティゾンで開催している山口晃の企画展を見てきた。入り口にある展示、というかインスタレーションが「なんだこれ」となるような体験でびっくりしてしまった。
山口晃は思想的に自分とだいぶ似ていて、作品も好きな物が多いということもあって、今回の展示は全部楽しめることができて大満足。こぼれ話っぽい漫画の解説や印象派や雪舟の絵を見て考えたこと、などを読んでいるだけで面白いし、最後まで買おうか悩んでいたパラリンピックのポスターの原寸大展示や依頼から制作までのあれこれなど、なるほどね、ってなるものをたくさん得ることができた。
アーティゾンから高島屋に戻って、軽く買い物をしてから三越に移動。
三越では、日本伝統工芸展という展示をやっていて、ここでは知っている作家や、器をよく買っている因州中井窯の主人が出品した作品などがあったのでなるほどね、と眺めたりしていた。
個人的にヒットだったのは、松ぼっくりと名付けたこの作品。他にも面白いものはたくさんあったけど、とにかく量が多くて圧倒されてしまった。個人的に面白かったのは、陶芸作品の数が段違いに多くて、これは裾野の広さからくるものなのかなあとか考えていた。
あちこち回ってだいぶ疲れたので、この日はここまで見てから帰宅。お疲れ様でした。