カレンダーに予定を登録しているだけだと、特に休日はスルーしがちなので Alexa でリマインダを使って音声で予定を通知してもらうようにしている。で、ベランダガーデンの手入れなどは隔週で行うタスクがあり、そういった込み入った繰り返し条件は音声経由の登録では難しく、Alexa アプリからポチポチと編集するしか無いので、アプリを開いてみたらリマインダが空となる現象に遭遇していた。
以前は確かにここに表示されていたはずなのになあ、と思い Echo の方にリマインダはあるかと聞いたらたしかに登録されているのにアプリには表示されない。デバイスを一旦解除して再登録してもだめ、Alexa アプリをアンインストールして再ログインしてもダメと途方にくれていて、サポートに連絡をしてみても案内されるのは再起動、リセット、再登録なので結局変わらないという状態。
そんな中、再登録作業をしている時にもう発売中止となった Echo spot の再登録をする時に、jp アカウントを機器に直接入力してもパスワードエラーが表示され続けていて、もしやと思い us アカウントを入力したら登録できたことを思い出し、Alexa アプリの方もすべて us アカウントに変更することで以前のようにリマインダが表示されるようになった。まじか。
詳細はわからないけど、Kindle のサービススタート直後にあった jp と us アカウントの統合したユーザーの場合、Alexa ないし Echo デバイスを使う時は us アカウントの方が優先されるらしく、jp アカウントを入れた場合は何かしらおかしい挙動になる、という結論になった。
最終的に解決したのでいいけど、この手の複雑な問題について、検索してもダメ、サポートに聞いてもダメ、もちろんだが ChatGPT に聞いてもダメ、みたいなことが起きると本当にフラストレーションが高まる。結局最後まで課題を解決するためにあれこれやり続けるのだけど、それまでの期間あらゆることの生産性が低くなって良くない。
ここ数日 Chocolatey のリポジトリが 503 エラーを返してそれだけで CI が落ちる、ということを繰り返していて何も進まないのでエイッと scoop に切り替えてしまった。
最初、scoop install
するだけでしょ、と思いきや GitHub Actions の Windows イメージには scoop が入っておらず驚いてしまったが、軽く調べて以下のような step を追加することで scoop を使える。なお、以下は winflexbison をインストールする例。
- name: Install libraries with scoop
run: |
iex "& {$(irm get.scoop.sh)} -RunAsAdmin"
Join-Path (Resolve-Path ~).Path "scoop\shims" >> $Env:GITHUB_PATH
scoop install winflexbison
shell: pwsh
PowerShell は雰囲気でしか知らないのだけど、なかなか独特で難しい。あと、$GITHUB_PATH
という環境変数にパスを追加するとそれが Actions を通して PATH になる、ということも学べたので結果的に良かったかな。
これも余談なのだが、この手の Windows のプログラミングというか一歩踏み込んだことをやろうとした時に検索ももちろん ChatGPT も全く使い物にならないのが本当に困る。