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HsbtDiary


2023/01/05 (木) [長年日記]

Twitter と Facebook の OAuth を全て解除した

Twitter のあれこれもあって、今後の OAuth の認証プロバイダとしての役割がだいぶ怪しかったのでこの機会に OAuth のアプリは画像投稿をする PSN などを残してそれ以外は全て消してしまった。また Facebook についてもしばらく確認してないな、と認証アプリの一覧を見ると一度も消してないらしく 2009 年のものが未だにあったりともう何が何だかわからないので全部消してしまった。

OAuth プロバイダ、と言えば Twitter, Facebook, Google というのが大体御三家で Twitter は Twitter に投稿しないなら対応しているところは少なくて Facebook か Google というのが最近になってきたので、必要なら Google, Facebook という順序で使っていこうと思う。

tDiary を Rack 3 対応した

Rack 3 出てるじゃん、と tDiary の依存関係を Rack 3 にしたところ CGI で動かしてる時は大丈夫だけど、ピュアに Rack で動かしてる時は実は全然動いてない、ということが判明したので全部直した。

直した、と言っても主にヘッダのキーを小文字にしたって感じで、インタフェースとしての非互換は少ししかなかった。これ、小文字にするだけ、というのはそうなんだけど動かしてみないと何が来るのかわからない、みたいなやつで小文字にし続けるのはめちゃくちゃ大変なので Rails などのレベルで Rack 3 への移行はかなりしんどそう。大丈夫かなあ。

bugs.ruby-lang.org の Sidekiq を 6 から 7 にアップグレードした

bugs.ruby-lang.org でメール送信など非同期処理に使っているジョブキューのミドルウェアの Sidekiq を 6 から 7 にアップグレードした。

最初、何も考えないでアップグレードしてみたら、redis-client が redis に接続できないとエラーを出していて中身を見ると Redis 6 以降が必要ということだった。そういや heroku で使っている redis はしばらく放置したままだったな、とバージョンを確認したら 4.0.4 というだいぶ古いバージョンだったのでまずはこっちからアップグレードを開始。

https://devcenter.heroku.com/articles/heroku-redis-version-upgrade

上記のページに従って、fork を作成してから promote という postgresql と同じ順序でアップグレードを行なって 6.2.4 にしたところで改めて sidekiq 7 にしてみたらまたエラー。今度は証明書の検証エラーとなっていて、全く見当もつかないので sidekiq のリポジトリを眺めていたら OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE を使え!という話が出てきて膝から崩れ落ちた。

https://github.com/mperham/sidekiq/issues/4786#issuecomment-765387297

まあ、heroku の中なら internal で完結してるのでそれでいいのかとも思い雑に設定して改めて sidekiq 7 にしてデプロイしたところ無事動くようになった。

これで、作業時間の都合でバージョンを固定していた、というものがなくなったからしばらくは何も考えずに bundle update してデプロイ、って感じで過ごせそう。