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2022/08/11 (木) 山の日 [長年日記]

滝川と美唄へドライブ

この日は札幌市内ではなくて、前から気になっていた美唄周辺にある美術施設を梯子してきた。札幌から高速道路に乗って滝川まで走りまくってから普通道をのんびりとドライブ。

まずは「かぜのび」という滝川町の外れにある閉校した小学校の跡地に作られた五十嵐威暢というアーティストのアトリエ兼美術館へ。この施設は雑誌で眺めて知ったんだけど、今までこんな場所が滝川にあったなんて思いもよらなかった。

で、五十嵐威暢というアーティストも初耳だったのだけど、この施設で色々みていると札幌駅の時計盤や東京の施設にある色々なデザインやアートも手掛けているというのを知れてとてもよかった。この手の、自分の目や知識の解像度を上げてくれる体験は本当に貴重でありがたい。

静かでとてもいい施設なんだけど、春から夏にかけてのみ開いているというのと、行く途中の道もなかなか狭くて要注意という感じなのでちょっと気合を入れないといけないかも。

ちょうど昼時だったので滝川から美唄の方へ南下して、途中にあるストゥブというパンをメインとしたカフェによってランチタイム。ここは Google Maps をぶらぶら眺めてたまたま見つけた店だったのだけど、店内の雰囲気といい出てきた食事といい大変良くて満足。ついでに 35MAGAZINE という北海道ローカルのフリー雑誌も知ることができたのでよかった。

昼食の後はやや東に移動してアルテピアッツァ美唄へ。ここは札幌駅の入り口にある待ち合わせ場所としてお馴染みの彫刻の作者である安田侃の作品が置いてある場所で、ここもぶらぶら歩いて散歩ついでに「あー、みたことある」というのをやるのにちょうどいい場所だった。

ここも廃校になった後の敷地をリニューアルして活用しているという美術スペースになっていて、旧校舎にあるミュージアムショップで図録などをいくつか購入した。北海道は各所に廃校となってしまった建物が点在しているけど、それらをアートスペースとして活用するのは個人的には賛成なので、引き続き頑張ってほしい。

美唄の後は再び高速道路に乗って札幌まで帰還。お疲れ様でした。