東京都現代美術館の年間パスポートが GW 明けに切れてしまうということに気がついたので、展示替えのこの時期に行ってきた。すごい久しぶりな気がする。
この日は特撮監督 井上泰幸 の特別展から見始めた。正直、特撮というジャンルはそれほど馴染みはなく物心ついた時以降の思い出はゴジラvsビオランテくらいしか覚えていない。さらに当時は「なんかグロい」という記憶しかなかったけど、展示を歴史を追って見ていくと、映像の前に大量のスケッチなどがありどちらかというと美術ってものが多かったのが収穫だった。
次も知らない人だなあという展示で、建築家の吉阪隆正展へ。事前知識なしで展示を見ていくと建築家?思想家?と言う内容になっていって、見終わった後にインターネットで軽く調べてみると両方であると言う方っぽく結構興味を持った。図録はこの時点ではまだ作成されてないらしく、発売したら買って改めてみようと思う。
最後に常設展へ。常設展、全体のキュレーションテーマを決めつつ部屋ごとに解説やコンセプトを完結させていて、かなり見応えがあった。リニューアル直後は大丈夫かね、と言う内容だったけどこの方向なら安心できそう。この時点で昼になっていたので二階でサンドイッチを食べて、終わり。
家で使っている日立のロボット掃除機が壊れて車輪が動かなくなったので、東京都現代美術館の後に購入元のヨドバシカメラへ持ち込み修理してきた。リュックに背負って持っていったけど、いつも MacBook Pro を背負っているからか、さほど重たいとも感じなかったので面白い。
秋葉原のヨドバシカメラ、久しぶりだったけど結構な賑わいになっていて、ちょっとだけ新鮮だった。ただ気になると言うものはあっても、別に店頭で買う必要はないな、と言うことでスルーしてばかりで物欲の方向性の変化を感じる。