これは読まねば〜と思い電子書籍で気軽に買ったもののページ数を見たら 680 ページ超えで軽い鈍器だった...。
今までに刊行されている Google 関連の本の総集編という感じで、エンジニアリングの考え方やテスト技法、API の変更戦略、などなどソフトウェアを開発していれば必ず触れるようなトピックについて射程を広く Google の状況について記載されてて勉強になった。
ただ、Google 内部のツールの紹介と使い方、みたいなところは「ふーん」レベルにしかならなくて、面白いとは思うけど自分が触ることはこの先のエンジニア人生でないだろうな、って感じだったかなあ。あと、テストについては「テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発」をベースにしてるので、こっちを読んだことがある人とか Borg について知ってる、という人はパラパラモードでも良さそう。
とても面白い本とは思うけど、如何せん物量が凄いので買った上で気になるトピックだけを読む、でもいいかもしれない。
Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス
オライリージャパン
¥4,840