mold を使うとバイナリを作るのが超早くなる(らしい)というのを見かけて、ruby/ruby で試してみた。
環境は Windows の WSL2 Ubuntu で out-of-place build な状態で一度 make -j
を実行した後に ruby のバイナリを作るという速度だけを確かめてみた。
$ rm ruby && time make ruby -j
real 0m4.349s
user 0m0.656s
sys 0m0.746s
$ rm ruby && time ../repos/rui314/mold/mold -run make ruby -j
real 0m2.293s
user 0m0.188s
sys 0m0.365s
確かにだいぶ速い。ただ ruby の場合、configure の時間が支配的だったり、小さい .so をあちこちで作成って感じなのでそれほど効果はないかもなあ...。
あと、macOS でも試そうと思ったら M1 macOS だとまだ alpha status で動きませんでした。残念。