トップ «前の日記(2020/03/15 (日) ) 最新 次の日記(2020/03/17 (火) )» 編集 RSS feed

HsbtDiary


2020/03/16 (月) [長年日記]

macOS で gpg2 の環境を整備

久しぶりに GnuPG で鍵のリストを確認する機会があって、macOS でおもむろに gpg --list-keys を実行したら空っぽになっていて「え?」と固まってしまったのだけど、調べてみたら以下が原因だった。

  • Homebrew の gpg は gpg2 へのエイリアスになっていて、自分が気が付かないうちに gpg1 からバージョンアップしていた
  • gpg2 は鍵データベースが gpg1 とは異なるのでインポートが必要

というわけでスッとインポートを実行した。

$ gpg --import .local/share/gnupg/secring.gpg
$ gpg --import .local/share/gnupg/pubring.gpg

あと、関連情報を調べているうちに Homebrew だと pinentry-mac というプログラムも一緒にインストールされるので、gpg.conf

use-agent

を追記、gpg-agent.conf

pinentry-program /usr/local/bin/pinentry-mac

を書くことで、ターミナルで文字化けしまくるキーフレーズ入力が、macOS のダイアログになるということを知ったので設定しておいた。便利。