Rails DM 2019 で RubyGems 3 の話をするために青山の Oracle オフィスまで行ってきた。山手線と銀座線を駆使するってかんじだったけど中々遠い。
オープニングで DHH の AMA があって、Ruby 3 に期待することは -> Ruby は十分速いよ、というコメントが面白すぎてよかった。話も流暢だし、毎年 RailsConf でキーノートやってるだけあるなあと感心してしまった。一回くらいは RailsConf に行って会っておこう。
この後は発表を聞きながら軽く資料を手直ししたりしていた。RubyKaigi と違って practical な話が多くてだいぶ面白かったなあ。お弁当を食べながらスタディプラスの、英語学習の動画を見てよくできてるなと興味を持ったり、チラシをもらいながらぶらぶらしたり。
発表はメインホールで半分か 1/3 くらいの人が座ってたって感じで。
主に去年の後半のカンファレンスで話したことと最近のアップデートって内容の発表でした。主に過去の内容しか話してないので、未来については RubyKaigi 2019 を期待してください。質問アプリに来ている質問はここで回答しておきます。
http://railsdm.herokuapp.com/issues/117
良い質問ですね。SemVer にするメリットが何もないからですね...。実際、不具合修正と機能追加を分けたとしても不具合修正だけで絶対に regression を起こさないってのはリリースマネジメントで難しいんすよね。なので、不具合修正を大変にして少しだけ機能追加を teeny にして、割と大きい機能追加を minor, 明らかな非互換を major という Rails と似たようなリリースマネジメントの方がやる側が楽だからです。
あと、個人的に SemVer を強制する強硬派の対応に疲れてるってのもあるかもしれません。
これもいい質問ですね。実は脆弱性対応、というのは公表する側にとっては、公表しない限り脆弱性ではないのです(禅問答)。なので、脆弱性が公開されて、対応しなければいけないというアプリケーションやライブラリの利用側と違って、対応する側にとっては時間をコントロールしながら改修や調整をすればいいので、実は盆栽いじりのように対応ができるんです。この辺、builderscon あたりで、採択されたら話す予定です。
発表は久しぶりに 30min で収まるように良い感じに発表出来たので、あとはメインホールで電源を使いながらコード書いたり、なぜか会場にいた Matz とおしゃべりするなどして過ごしていた。どの発表も面白かったなあ。懇親会では主に業務的なことばかり話して、ちょっと先に抜けてから帰宅。
一日目お疲れさまでした。