Travis CI いつまで今の状態で使えるか怪しいという気配なので、プランBとして OSS なら 10 並列まで無料という Azure Pipelines を触ってみた。で、できたのがこれ。
今まで bundler や bundled gems のテストは ruby/ruby の trunk に変更があった、という契機では実行していなくて、自分が思いついた時にエイっと実行して ruby の変更によって落ちてたら頑張って直すというのをやってきたんだけど、流石にこれはダメな開発な感じなので Azure Pipelines の豊富な無料枠を利用して、Travis と Appveyor ではカバーできないところを全部カバーするようにしてみた。
Azure Pipelines, yaml もそれほど面倒ではないんだけど、MS が用意している VM Image が MS のプロダクトをビルドするためのもの、というのが主になってるようで Ruby のインタプリタも最大で3バージョンしか入ってない、という状態なので Travis から移行するというのには適さないかなあ。ただ、マルチプラットフォームでバイナリをビルドする、という用途だと便利そう。
vs2015, vs2019preview などは vcpkg が入ってないのでそもそも mswin な Ruby がビルドできない、とか macOS や Linux で test-all を実行すると手元では再現しないエラーで落ちる、とか初物 CI 特有の挙動の差異があるので、ruby/ruby でメインにしていくかは調整しながら、って感じで。