@niw さんが https://github.com/niw/clang_plugins という開発途中の swift や clang を Xcode で使えるようにするというソフトウェアを開発しているのを見かけたので、これを使えば Ruby のビルドエラーなどの検証のために Xcode-beta.app を毎回ダウンロードなどしなくていいのでは?と閃いたので試してみた。
git clone
して README に書いてある通り cmake をぶん回す~/Library/Developer/Toolchains/Custom.xctoolchain
が爆誕する~/Library/Developer/Toolchains/Custom.xctoolchain/Info.plist
にある識別子の Custom
を指定するという流れで gcc などを実行すると、上記でビルドした clang などへ割り当てられるようになった。
~ > gcc -v
Configured with: --prefix=/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/usr --with-gxx-include-dir=/usr/include/c++/4.2.1
clang version 6.0.1 (https://github.com/apple/swift-clang.git b58a7ad2188d7bc4e56ad2b571d6d261f457f73f) (https://github.com/apple/swift-llvm.git 031e148970382a37be383efee760b28b57b46711)
Target: x86_64-apple-darwin17.7.0
Thread model: posix
InstalledDir: /Users/hsbt/Library/Developer/Toolchains/Custom.xctoolchain/usr/bin
これで何かを踏んだ時に clang が悪いのでは?みたいなやつをすぐに切り替えて検証できるので大変便利。
37 歳になった。36 歳だとまだ 35 歳だなあという気分だけど、37歳だと40歳だなこれは...という気持ちになるのでよくない。
瞬発力は衰えてきたかなとは思うこともあるけど、Ruby と RubyGems とその周辺の toolchain の問題相手ならどんとこいやという感じではあるので、どんどん突き上げてほしい。待ってます。
いつものやつです: https://amzn.to/hsbt_wl