久しぶりに Ruby の安定バージョン3つがすべてリリースされた。
今回は脆弱性への対応もあることから、 hackerone で管理している vulnerability reports の棚卸や、triage をしつつ、rubygems, json のパッチを作ったり、なぜか落ちるテストを直したりというのをちょくちょくやっていた。
あと、リリース作業、ブランチメンテナである unak さんと nagachika さんがパッチをマージして tar.gz 作成して公開して終わり、というだけで作業は終わるわけがなく、パッチをマージしたら tar.gz を作成...しようとしたらパッケージングスクリプトが変更されまくっていて安定版ブランチからパッケージを作成しようとしたら落ちるとか、そういうのが毎回トラブっていて、リリースノート書いたけど url がミスっている、ということも多々あるので、それらのダブルチェック係をしていた。
パッケージングスクリプトはホントにつらくて、「たまにしかない大事な作業」というなかなか改善するのが難しいやつなので、こんどの合宿の時にでも絶対に直す、と強い決意を持ったのだった。あとはパッケージできたけど、中身が期待と違うのでやり直し、とかも多くてつらい。
あとは、Travis などに毎回パッケージを作成させてエラーの気づきをもっと早くする、とかパッケージの中身が大きく変わったら警告する、とかそういう感じかなあ...仕事じゃないのに仕事みたいにちゃんとプロセス化するってやつ、加減を付けないでガッとやりすぎて疲れるので台湾あたりのリゾートホテルに行ってやりたい。
安定版の Ruby がリリースされたので ruby-build もリリースして homebrew に pr 投げるなどしていた。
https://github.com/rbenv/ruby-build/releases/tag/v20170914
release note には細かい修正で書き方に悩んでしまったので省略してしまったけど、pyenv メンテナの @_yyuu さんからのパッチもはいっていて、出力がおかしい箇所がいい感じに修正されている。いつもありがとうございます。
ご利用ください。