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HsbtDiary


2017/02/02 (木) [長年日記]

rubocop を仕事で導入するときの順序

そろそろ仕事のコードも rubocop でしつけていくかなあという気持ちになったので以下の手順で導入した。

  • まず、"DisabledByDefault: true" からスタート、Ruby はグローバルなコーディングスタイルというものはないので、人が決めたルールは無視しましょう。
  • gry でプロジェクトで検出されるルールのうち、スタイルが揺れてないものを入れる。揺れているものを議論しだすと、導入が進まないのでとりあえず後にする。
  • さすがにこれはやるでしょ(TrailingWhiteSpace 除去とか)というものを入れる。

とりあえず何も考えなくてもこれはやるだろというのは以下の5つで。他にもあるかもしれないけど、いかんせん rubocop あまり使ってないので徐々に増やす感じ。

Style/HashSyntax:
  Enabled: true

Style/EmptyLines:
  Enabled: true

Style/TrailingBlankLines:
  Enabled: true

Style/TrailingWhitespace:
  Enabled: true

Style/MethodDefParentheses:
  Enabled: true

ここまで来た時点でぐわっとプロジェクトに入れる。これが重要。議論しだすといつまでたっても始まらないのでまずは入れて、開発プロセスに組み込むというのをとにかくやる。

あとはチームの雰囲気やさすがにこれは人が指摘するのは意味ないでしょ、というものを追加しつつ、CI で rubocop -a して変更を push してくといい感じになると思います。

Ruby CI に fedora 25 を追加した

気が付いたら fedora 25 が出ていたので Ruby CI に追加した

http://rubyci.org/logs/rubyci.s3.amazonaws.com/fedora25/ruby-trunk/log/20170202T093002Z.fail.html.gz

そして EOL になった fedora 23 を退役させた。