先日、 https://addons.heroku.com を眺めていたら "replaced" という見慣れないマーカーが出ているので、ちょっと調べてみたら addon として提供されるのでは無く、heroku の標準機能となったらしい。具体的には heroku addons:list
で確認できる以下の5つ。
custom_domains:basic, wildcard
custom_error_pages:standard
logging:advanced, basic, expanded
releases:advanced, basic
ssl:piggyback
標準機能となった addon をどうやって使うかは heroku の devcenter を読むしかないんだけど、かいつまんで解説すると
heroku domains:add my.domain.com
を実行して設定する。消すことも可能。heroku config:add ERROR_PAGE_URL=https://s3.amazonaws.com/heroku/error.html
みたいに設定して使う。といったところ。replaced 扱いになった addon は自分で addons:remove しないといつまでもゾンビのように残ったままなので、今後の運用(replaced の事情を知らない人が混乱する)ことを考えると早々に撤去した方がよさそう。
仕事でひたすら heroku を使い倒しているので heroku ネタが続きます。
heroku には標準で shared-database:5m という 5M の共有DBが付いてきてて、仕事ではこれの 20GB を使っているんだけど、今回やっと専用サーバーの Ronin を使えるようになった。そこで、PostgreSQL 9.1 でちゃんと動くかどうかの調査として同じ PostgreSQL のバージョンで提供されている無料βの Heroku Shared PostgreSQL を入れて、データベースを移行してみた。以下手順。
$ heroku addons:add heroku-shared-postgresql:basic
$ heroku pgbackups:capture --expire
$ heroku pg:promote HEROKU_SHARED_POSTGRESQL_MAROON
$ heroku pgbackups:restore DATABASE_URL `heroku pgbackups:url`
$ heroku restart
これだけであっさり移行が完了した。HEROKU_SHARED_POSTGRESQL_*
は追加した時に決まる文字列なので、SILVERだとか適当な色の単語が付くみたい。移行が終わったら shared-database は remove しても良さそうだけど、これは安定稼働が確認出来てからかなあ。
カスタムドメインは、herokuのアプリ管理ページのGeneral Infoからも設定できるようになりました。
おー、確かに。気がつきませんでした。
追伸:dedicated dbはHeroku Postgresからいろいろ操作できて便利ですよ。個人的にはDataClipがとても便利で気に入っています。