RubyのJava実装であるところの JRuby-1.6.0 がリリースされていたので tDiary の spec が通るかどうか軽く触ってみたよ。
基本的には特に違いを意識する必要がないんだけど
$ jruby -v jruby 1.6.0 (ruby 1.8.7 patchlevel 330) (2011-03-15 f3b6154) $ jruby --1.9 -v jruby 1.6.0 (ruby 1.9.2 patchlevel 136) (2011-03-15 f3b6154)
とコマンドラインのオプションで 1.8 と 1.9 を切り替えられる。良く出来てるなあ。
ひとまず、tDiary の spec をざーっと流してみたけど、MRI だと 2分20秒という rake spec が JRuby(1.8) だと 4分52秒だった。後は
warning: SAFE levels are not supported in JRuby
という警告が出たくらいで spec 自体は全部通ったのだった。これをもって完全サポートというわけにはいかないけど、とりあえず細々と追加している spec を流して挙動を確認するということくらいは始めるつもり。
そのうち、データを保存するレイヤを抽象化してからの BigTable 対応してからの GAE 対応とかすると面白いかもねー。これ2年前から言ってたわー。