昨日の情報フロンティア研究会の報告書で一つ気になったことがあるんだけど、情報フロンティア研究会の構成員はSNSとかblogは使っているのだろうか。ICTを活用したコミュニケーション能力を高めるために○○を使えというなら、まずは自分たちからはじめないと話にならないと思う。
だいたい、トラックバックやブログに関する報告が、あの程度の内容なのにICTを活用したうげほがとかよく言うよ。自分たちはICTを活用しているのかと。
情報フロンティア研究会については、最初から予算獲得目的でITゴロがまた何かをたくらんでいるよと穿った見方をしていたのだが、國領二郎教授は、ナップスター問題の考え方という記事において
ネット上で全員が実名でアイデンティファイしないと著作物の財産権が 守れないのだとすると、どっちを諦めて欲しいかというと財産権という 話になると思う
と、匿名で発信する権利について良いことを言っている。これについては普通にうなずき系。
そういえば昔のTVタックルで大島渚が
全ての女性が嫌悪感を持ったとしても、性表現をする自由はある。 それくらい表現の自由というものは重いものなんです。
と言う趣旨のことを言って田島を黙らせたのを思い出した。
モヒカン族の最終兵器の一つであるTrackback specificationの
resource A is related/linked to resource B.
の部分を
resource A is linked to resource B.
と改定するようにSixApartの偉い人に訴える。そして、トラックバックの仕様では言及リンクを張ることが決められているんだから、お前のはトラックバックじゃないと破壊活動を行うとか考えてみた。
って、これじゃ「トラックバックのような何か」が普及するだけだからダメだな。