https://bugs.ruby-lang.org/issues/19679 にあるように、Redmine の wiki よりも GitHub の wiki の方が良いという提案があり、別にどこでもいいっす、という気持ちだったので GitHub に引っ越してもらった。
今後は https://github.com/ruby/ruby/wiki でやっていくので、記述が間違ってるとか何かあれば教えてください。
今週は以下のような話題について話した。
最近は新しい言語があまりでないね...という話から Epic が作っているという Verse が IDE と共に試せるくらいには動いているというのが個人的には驚きだった。IDE に組み込まれているので OSS じゃないのが惜しい。
今週は discord にぶらっと集まって開催。
https://asakusarb.esa.io/posts/1155
RubyGems や Bundler の require や Gemfile/lockfile に定義されている内容を Ruby インタプリタが知る方法ってあるの?とか MySQL のリリースサイクルが変わったという話をしていた。
https://blogs.oracle.com/mysql/post/introducing-mysql-innovation-and-longterm-support-lts-versions
これ、結構面白かったのでここでも紹介すると
ということらしい。機能変更と不具合修正のラインを明確に分離したのと、Major は単なる飾り、というのを改めて宣言したように見える変更だった。最近、この辺のリリースサイクルとかリリースマネジメントをあれこれ見ることが多かったのだけど、バージョンナンバーは人間が認知するのに一番楽なのは y.z の2つあればよく、y は機能変更を含む、z は不具合修正を含む、終わり、という形に収束しつつあるように見える。
これに major としての x を入れてもいいけどそれは単なるマーケ用の番号なので、y をリセットするためだけのカウンタとしての役割になってしまった。非互換を入れていいかどうかは、もはや major を上げる条件ではなく y に対して妥当な deprecation プランを作って入れろというだけでしかない。
何をやっても文句を言う人はいるので、MySQL みたいなプロダクトできっちり整頓してきたのは本当に立派だと思う。