昨年は島根県の美保関で開催した Ruby 開発者合宿を今年は日光で開催してきた。
日光を選んだ理由としては、頑張れば日帰りが可能かつ、関東(関東の定義はみんなの心の中)から乗り換えせずにたどり着けて、さらにインターネットと電源が潤沢という条件を全て満たす場所、とういことで探して見つかったのが ペンションはじめのいっぽ だったから、というのが大きい。
当日までの準備あれこれ〜については省略するとして、参加者は 15 名と去年から大幅に増加かつ、2017 年現在アクティブなコミッタ の 1/3 が参加という大盛況なイベントとなった。
当日は東武鉄道の北千住駅に 10:20 に集合にして、遠方から参加する unak さんの到着を待ってから移動。北千住 - 東武日光は 110 分くらいなので、隣の席同士で最近のトピックについて議論したり、JIT どうやるかとか、トランプゲームをやりながら向かった。
こういう時にトランプがシュッと出てくる松田さんがさすがすぎる。東武日光駅についたら適当にご飯を食べてからバスかタクシーで移動〜と思ったものの、どこも混んでいてちゃんとした昼食を食べることはできなかった人がいたのはややスケジュールがキツキツだったかなあ。あと、グーグルマップを信じてバスで移動したグループが大変な感じになっていた。
合宿先のペンションに到着してからは、さっとテーブルに別れて黙々と作業を開始。
途中、Hash#slice
はいいものの Hash#slice!
の挙動が ActiveSupport と異なるね?ということがあって、シュッとコメントや考えがある人で集まって仕様を決めるということができたりと相当はかどる環境だった。
夕食は2グループに別れて、片方が食べてる間に風呂に入ったりといい感じに分散したり、作業したり、ゴロゴロ休憩するということをしながらいい感じに開発を進めることができた。なお、今回の合宿は http://d.hatena.ne.jp/nagachika/20171021 によると1日で 98 コミットとコミット解説の ruby-trunk-changes が始まって以来の過去最高の結果だったそうです。すごい。
自分は test-bundled-gems
という Ruby をインストールしなくても minitest や rake のテストを実行できるタスクを用意したり、test-bundler
という Bundler のテストだけを実行するタスクを chkbuild 対応したり、GitHub で反応がない pull-request をレビューしてせっせとマージするなどしていた。
合宿、21:00 くらいになると、全員が眠いけど勢いでてきたという雰囲気になって、普段なら明日考えよ、というようなやつもバンバン「いいんじゃね」「良さそう」とコミットしていって勢いしかなかった。1:00 くらいにもうダメだーとなったので、自分は離脱、一番遅い人は 3:00 頃までやっていたそうです。