献本いただきました。ありがとうございます。
本書は個人的に何度も要望してきた「見積もり方」の暗黙知を形式知としてまとめた本だ。世間一般に言われるコード桁数による見積もりやFP法などのような「規模の見積もり技法」だけではない、プロジェクトの始まりから終わりまでのライフサイクルを通じて、見積もりとはどのような物かを本書は教えてくれる。
何も計画していない行き当たりばったりの開発を世間ではアジャイルと言う悲しい風潮もあるが、本書はアジャイルチームこそ計画するのだと説く。我々は見積もりという作業に対して懐疑的だ。なぜなら自信がないからだ。アジャイルなプラクティスによってエンジニアは自信を持ってコードをリリースする術を得たが、見積もりや計画に対しては以前のプログラミングと同じ状況だろう。
多くのエンジニアが
と声をそろえて言う。本書は一貫して「規模を見積もり、期間を導出する」というスタンスで、エンジニアが自信を持って見積もりと計画を作るための術を解説している。
第1部で従来の見積もりの問題点を明らかにするとともに、本書が提案する見積もりに対する考え方を述べ、第2部でストーリーポイントによる規模の見積もりを行い、第3部ではモデルケースを用いて、プロジェクトメンバーのコストや顧客価値を考慮した実際の見積もり手順を知ることができる。
(半分しか読み終えていないので書評その2に続く)
原因はわからないけど、amazon.rb を使うと更新時に http://www.hsbt.org/diary/20090122.html#p02 というエラーが起きてしまうみたい。これが原因でRSSも生成されていなかった。
amazon側のAPIの変更があったのか、to_native経由のNKFかiconvの不具合かどうかはわからんけど、たぶんその辺。後で調べる。
tDiary の Revision を巻き戻したり、amazon.rb の更新部分だけを切り出したものを作って調べたりしたけど、全く問題はなし。
1/9までは amazon.rb も正常に使えていたはずなので、そこから今日までに更新されたものと言えば ruby 本体のバージョンくらいなので、そっちを開発版の ruby-1.8.7p98 から安定リリースである ruby-1.8.7p72 まで巻き戻したらエラーがでなくなった。
んー、amazon.rb で関係あるとすれば REXML だったりするのかなあ。今日はここまで。