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HsbtDiary


2008/03/02 (日) [長年日記]

[tDiary][Trunk]tDiary の Trunk を常に追いかける環境を構築

ついに tDiary の Trunk に UTF-8 ブランチがマージされたので前からやろうと思っていた、tDiary を常に Trunk 状態にする環境を構築してみた。今までは Changelog 見ながらぺちぺち手作業で更新していたんだよね。

ディレクトリ

公開用ディレクトリは

/home/hsbt/public_html/diary/

データディレクトリは

/home/hsbt/data

Trunk のコードは

/home/hsbt/tdiary

に配置するものとして作業。

コードの取得

sf.net の core と plugin は cvs、CodeRepos の contrib は svn を使って取得

cd /home/hsbt/tdiary
cvs -z3 -d:pserver:anonymous@tdiary.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/tdiary co -P core plugin
svn co http://svn.coderepos.org/share/platform/tdiary contrib

sf.net のプロジェクトメンバーの場合はその辺を適当に設定する。ここでは省略。

公開用ディレクトリの設定

公開用ディレクトリでは、以下の内容のファイルを index.rb として 配置して、実行属性を付加する。

#!/usr/bin/env ruby

require '/home/hsbt/tdiary/core/index'

update.rb や tb.rb についても同じように作成する。

ちなみにこの内容は debian の tdiary-setup の default 指定で作成されるものと同じ。わざわざ上のようなファイルを作らなくてもシンボリックリンクでも出来るかもしれないけど hsbt.org ではシンボリックリンクだとダメだった。

.htaccess の作成

この辺はいつもと同じように作るのでここで特化した内容は特になし。

tdiary.conf の作成

通常設定は省略。

コードディレクトリの plugin と contrib のプラグインファイル全てを使用可能にするために

@options['sp.path'] = ['/home/hsbt/tdiary/plugin', '/home/hsbt/tdiary/contrib/plugin']

をload_cgi_conf の前に追加する。

theme ファイルのコピー

CSS だけは公開用ディレクトリの下に配置しなければ、Apache が見ることができないので丸ごとコピー。今回は core に含まれるものだけを持ってくる。

cp -rf /home/hsbt/tdiary/core/theme /home/hsbt/public_html/diary/

他のテーマや自作したものを使っている人はよしなに対処。

データディレクトリの tdiary.conf を作成

ここまでくれば設置は完了しているとおもったんだけど、なにやら自動作成に失敗して Nil エラーが発生している模様。これ元からこういうものだったっけ?

touch /home/hsbt/data/tdiary.conf

した後だと問題無し。

完成

ここまでで完成したのがこれ → http://www.hsbt.org/tdiary/

文字エンコーディングを見る限り utf-8 になってるっぽいので大丈夫かな。今後は配置したコードディレクトリで cvs up とか svn up とかするだけで常に人柱になることができる。

日記データ本体の移行は楽っぽいけど、cache 配下にデータを蓄積しているプラグインのデータ周りが大変そうだなあ。まあ、1週間くらいをめどに作業。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
# かずひこ (2008/03/03 (月) 10:33)

migrate.rbを見れば分かるけれど、cache以下のデータの変換も結構頑張ってるよ。足りない分があったらMLで教えてください。

# しばた (2008/03/03 (月) 21:06)

設置終わってから tdiary-devel で migrate.rb 関連を知りました。<br>これとは別件でプラグインが保持するデータの配置位置も再検討しないとダメっぽいですねえ。