https://github.com/hsbt/gem-ext-cleaner という世界で僕だけが使っている、RubyGems のインストール時に lib
の下から .so
, .bundle
などを消し去る gem の 0.1.2 をリリースした。
このバージョンでは、rubygems の plugin として動かすだけではなくて gem-ext-cleaner
という CLI を実行したら、今有効になっている Ruby でインストールされている gem の全てから .so をいい感じに消すというのと、nokogiri などの fat gem については消さないということをできるようにした。
これ、今思ったけど Docker image であるとか production の環境で実行したら100MBくらいは容量が減るんじゃないかなあ。興味を持ってくれた人は試したり、feedback をくれると rubygems 方面でもう少し進めるかもしれません。
Ruby 3.1 をメンテナになったので、ビルドが出来ないという問題だけを潰した 3.1.6 をリリースした。
https://www.ruby-lang.org/en/news/2024/05/29/ruby-3-1-6-released/
いくつか、不具合はあるのをわかってはいつつも、直し始めるときりがないのでテストが落ちたとしてもまずはビルドさえできればよい、ということでバックポートの対象を絞ってパッケージングまでやっておいた。
上のアナウンスにも書いているけど 3.1.5 から機能的な変更は存在しないので、3.1.5 を使えているという人は 3.2 または 3.3 へのアップグレードに時間を使ってください。
秋葉原オフィスに行く前の昼休みに東京駅によって、ステーションギャラリーで開催されている企画展の動物百景を見てきた。江戸東京博物館は今は改装工事で休館中ということもあって、模型などではなく絵に絞って展示されているので見やすくて良かった。
動物を愛でるというのは、平和だからできることと解説されていて、江戸時代に労働力としてだけではない動物との関わり方が庶民にも広まったというのはなるほどね〜となった。
今週はいつも通りのミートアップで秋葉原のアンドパッドオフィスに集まって開催。
https://asakusarb.esa.io/posts/1201
暴風雨ということもあってか、参加人数は5-6人というところだったけど、RubyKaigi の感想戦やるびまどうする?みたいな濃い話を出来たので良かった。
ruby-build では 1.8/1.9 当時の歴史的経緯により開発バージョンである ruby_3_3
の定義は 3.3.0-dev
という名前だったのだけど、3.3-dev
で十分というか、これが正しい名前なのでエイヤッとリネームした。
https://github.com/rbenv/ruby-build/pull/2389
master を指す定義は ruby-dev
、それ以外の安定バージョンのbranchは X.Y-dev
ということで今後は統一されるのでこちらをご利用ください。
東博で開催されていたやまと絵の特別展に合わせて一般書籍として発売されていたやまと絵の本を読んだ。
読みながら思い出してみると東博の特別展で展示されていたものに加えて、琳派などの流れをおさらいできたのが良かった。この手の企画、図録とは別に走らせていたのかなあ。