民藝巡りの旅シリーズの最終巻のいろいろ2、主に西日本のガラスと竹細工の巻を読んだ。西日本、思いのほか竹細工の民藝品を作ってる地域が多いんだなあというのが新しい発見でよかった。
内容自体は相変わらずで、70歳がまだまだ活躍できる年齢であと10年は品を作ってもらいたかった、とかぶっ飛んでいて高年齢化ってレベルではなく民藝の先も危ういなあと感じてしまった。とはいえ、意図的に残すとかしなくても勝手に残ったり伝承したりして、使えるものが続いていくというのが民藝なのかもしれない。
久野恵一と民藝の45年 いろいろ2 (日本の手仕事をつなぐ旅) 久野 恵一 グラフィック社 ¥1,799