1と3を読んで、2が飛ばしたままだったので、改めて買って読んだ。1もだったけど女性作家が引き続き多くて、美人画はすっかり女性作家の文化になったというのを感じる。ついでにボーダレスの方も2を買ったのでそれを読めばだいたいの作家は抑えた感じになるかなー。
オフィスに行く前の昼休みを利用して、東京ステーションギャラリーで開催中の「甲斐荘楠音の全貌」を見てきた。
甲斐荘楠音といえば、怪しい絵展の絵が印象的だったのだが、この企画展でも似た画風の美人画、というか怪しい雰囲気がある芸者の絵が多数だった。何気なくぶらぶら見てから気がついたのだけど、メトロポリタン美術館からの展示作品が迫力というか「おっ」となる構図や大きさだったのが印象的だった。
最後の方にあった、映画のポスターや着物についてはそれほど知識がないので「へ〜」程度で終わり。
勤務先の所属部門の All hands で集まる機会があり、その後に懇親会があったのでこちらも参加してきた。軽食として人形町にあるブラザーズのハンバーガーやサンドが出たりと大変満足、運営お疲れ様でした。
懇親会では、これまた自分が普通に過ごしていると繋がりができないであろう人を紹介してくれる人がいたりしてありがたかった。自分の直接的な仕事ではないけど、組織内でこういうのを積極的にやるべきなのだろうなあ。後はエンジニアとしてある程度力量もついて楽しいが今後どうしたものか、という相談もあったりしてマジレスなのか雑なのか確認した後でマジレスでマネジメントとリーダーシップですね、とか回答したりしていた。
世界を変えるような革新的ソフトウェアなんてふつうの人が作れるわけもなく、1人で作れるものは自ずと限界があるので、そうなると一定レベル以上の役職者は自分以外の人たちを頼りながら自分だけで成す以上の成果を出せるよう自立しなくては行けない。なので人間同士の集まりを系として捉えて、成果を出すためのマネジメントやリーダーシップの能力が必要になるのは自明である。なんか、マネジメントやリーダーシップを天性のものとか考えている人がいるけど、あれは単なる技術なのでひたすら勉強すれば一定レベルは身につくのと、自分を変えなくては行けない部分(忍耐力とか鼓舞する能力とか)で長時間を有するものがあるので、とっととやり始めた方が良いと思う。
みたいな話をしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまったので帰路についた。