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HsbtDiary


2022/09/30 (金) [長年日記]

瀬戸内海旅行 1 日目

越後吾妻に続いて、瀬戸内トリエンナーレも今年開催されていていけるうちに行っておこう、ということで高松を拠点にした瀬戸内海旅行に行くことにした。初日に直島に行ってしまおうということにしたので、朝の5時に起きて羽田-高松-直島というルートで移動した。

フェリー、妻が言うには過去の開催では満席で次の便になったと言うくらいだったらしく、ちょっと不安ではあったけど 350 人の客船で半分くらいの乗船率だった。観光が再開し始めた直後だから、とかそう言う感じなのかわからないけどこちらとしては良かった。船から降りたら早速直島の宮浦港付近にあるアートをあれこれ散策を開始。この日はめちゃくちゃ晴れていて良かった。

昼ごはんは、港にある数少ない飲食店でヒラメの唐揚げ定食を食べた。やたらとサクサクで美味しかったなあ。この後にスクーターを借りて直島散策〜と思ったら、家に免許証を忘れてしまって電気自転車に変更して散策することにした。とほほ。

レンタサイクルの支払い、現金か PayPay と言う感じで他の店もほとんどが似たような支払い手段を採用してて面白かった。クレカは使えないけど、QR コードさえあれば電子決済ができると言うのは便利なのだろうなあ。

気を取り直してベネッセのアートエリアの方へ自転車をひたすら漕いで移動して、李禹煥美術館へ。ベネッセのアートエリア、完全に私有地になっていて施設に宿泊する人としてない人とで送迎とか利用エリアに明確に差をつけていて「ぐぬぬ」となることが多かった。今回は予約を取れなかったけど、そのうち泊まりたい。

李禹煥美術館、ヴァレーギャラリー、ベネッセアートミュージアム、地中美術館とどこも最高な感じで直島に来てほんとに良かった。地中美術館は撮影ができなかったけど、どこも新しい体験や発見があって満足。

地中美術館まで見た時点で宿に移動する時間になったので自転車で直島を横断して延々とサイクリング。途中に三島喜美代のゴミ箱があったり、瀬戸内トリエンナーレの枠組みではなさそうなアートもあれこれ展示されてて楽しかった。晴天なのは良かったけど、雲ひとつない天気でちょっと暑すぎた...。日陰に行くと風が涼しいのになあ。

宿はろ霞と言う今年オープンしたばかりのアートをコンセプトにした旅館にした。ちょっと高かったけど、記念になるような旅行をするときにビジネスホテルはちょっと...と言う歳にもなったのでしょうがない。

もうホテルでのんびり〜と思ったけど、家プロジェクトのアート作品をまだ見ることができたので荷物を部屋に置いてから自転車で再び散策へ。1h程度で回れるだけ回ったのでこんなところかな。ベネッセ周辺のアート展示が充実しすぎていて、宮浦港、直島港のアートが相対的に後回しになってしまうのはなんか勿体無い。そう言う意味だと直島について見える草間彌生のカボチャはインパクトあっていい位置に思う。

この日のアクティビティはひと段落してホテルでのんびりすることにした。ろ霞は共用スペースはラウンジ、レストラン以外、全室個室で部屋で過ごすというスタイルのホテルだったので夕食の前に露天風呂で汗を流してから、夕食を食べてその後もモンハンをやったりしながら妻とこの日の感想戦をして就寝。お疲れ様でした。