タイトルや帯から想像する内容とは異なって、貧困、ソーシャルケアをターゲットとする本でとても面白かった。
性風俗に関わっている女性の多くが精神疾患を有していたり、生活保護か性風俗か、みたいな二択ではなく生活保護を受けてもなお性風俗などで働かなければいけないというような社会状況について取材を元に紹介されていたのが学びになった。
性風俗のいびつな現場 (ちくま新書) 坂爪真吾 筑摩書房 ¥770