二日目は今回の旅行の目的二つ目の京博の特別展へ。すごい気合を入れて朝一番の時間に予約して入館したんだけど、そんなに人もいなかったのでもう少し遅くしても良かったかな...
展示は宮内庁三の丸尚蔵館が保有している美術品の展示で誰もが見たことがある蒙古襲来絵巻などがあったりして Ghost of Tsushima の流れもあって「おお」と声に出してしまった。あとは円山応挙の動物屏風や若冲の動植綵絵も近くで見ることができて良かった。
京博の後は嵐山の方へ移動して、こちらも新しくできたばかりの福田美術館へ。嵐山、めちゃくちゃ人が多くて特に若い人が目立っていたのだけど、福田美術館はその層には人気がないのかかなり空いていた。
福田美術館は、後発の美術館だけあって建築物のデザインや展示の備品もよくできていて、尚且つ写真撮影も可能というもので、こちらもかなり良かった。
嵐山の後はまた平安神宮の方へ戻ってから、京都近代美術館へ。ここでは特に抑えてはいなかったけど、着物のデザインの展示をやっていてなかなかの収穫だった。テキスタイル、という意味でのデザインには興味があるんだけど、それが着物になったら、という部分ではあまりピンとこないんだよなあ。
京都近代美術館はコレクション展示の方が、東京近代美術館の流れを組んだ展示物が多くて好みだった。この辺、京セラ美術館とはしごできるのはお得っぽい。
ここまで歩き回った時点でだいぶ時間もギリギリになったので、知恩院へ向かって御朱印とお参りだけ済ませてきた。ちょうどお参りした後で講堂への入館が終わりという状況だったので危なかった。
知恩院を後にしたところで、この日の夕食の時間に近づいたので民藝のやまとへ向かって器をいくつか買ってから、串カツの希水へ。味はかなり美味しかったけど段取りがちょっとイマイチで始まりから終わりまで4hもかかったのはちょっとマイナスで、旅行できた身としては食事自体が疲れ果ててしまった。今後に期待。