証人喚問を見ながら、来週使うデータやら報告書の作成。今頃になって、分析データの欠落を二つ発見する。とほほ。
なぜ、会社に育ててもらおうとするのかとか、上司は、なぜ若手を育てられないのか。に対する反応。
上記の二つの記事に対する反応を眺めていると「会社で育つ」とか「育つことができなければ」と書いている表現がある。他動詞「育てる」の自動詞が「育つ」なわけで、それって暗に「会社に育ててもらう」のが当たり前と言っているような気がする。
こういう時は「(自分が)会社で成長する」と能動態で書くものじゃないかな。今のままでは「(自分が)会社で成長する」ことができないというのはわかるが、「(自分が)会社で育つ」ことができないというのは意識としてどうなんだろう。
上記の記事の話に戻ると、この話の肝はビジネスマナー・商習慣・社風のようなものと、技術とを分離して考えないとダメだと思う。前川さんは前者の視点で論じているのに対して、たださんが指摘しているのは後者の視点なのが一部で見かけるような混乱の原因?
個人的にはビジネスマナー・商習慣・社風のようなものについては、会社が従業員をある程度はレクチャーすべきと思う(情報保護やネットワークのガイドラインとか承認や決済のプロセスとか何とか)。ただ技術についてはプログラミングのノウハウにあるような3層に分離しないと一概にはいえないと思う。
さすがにリクナビを見ているような人にはいないとは思うが、普遍的なノウハウのような技術までも口を開けていれば会社が餌を入れてくれると思っているのは、エンジニアとして何だかなあと学生ながらに思った次第。