年末年始休暇一日目、この日が年内最終開館日の国立近代美術館へ。
開催中の展覧会はアンチアクション展で、豊田美術館などからの巡回。主に近代の女性作家による作品展で、アンチアクション、というワードとその意味については図録と館内で配布されていたリーフレット読んでからもう一度って感じかな。
割と撮影禁止なところが多い田中敦子の作品がめっちゃあったのがよかった。今回は最後の部屋の展示がちょっと特徴的で面白かった。
企画展の後は常設展を上から順番にぶらぶらとみて散歩。相変わらず国立近代の常設展は企画展とのコラボをうまくやりつつも、所蔵品を上手に展示していてよい。階段のところにある作品、よく見たらソル・ルウィットで、次の東京都現代の企画展の人じゃん、と気づけたのがちょっと良かった。
国立近代の次は銀座に行くことにして、丸の内の最も銀座に近いほうに車を停めてから徒歩で移動。歩く距離はそれほどでもないけどなかなかに寒い。
昼食の時間まで少し時間があったので、エルメスのギャラリーに移動してこの前出た書籍の特集であるメタル展を見てきた。
金属をテーマにしたアートもよかったけど、翻訳と一緒にエルメスが刊行している原著が展示してあったのがよかった。翻訳というけど、装丁から写真の量までまるで違う本という印象で、「えー…」となると同時に原著のほうも買うかなあとなってしまった。値段は1万円くらいでまあいいんだけど、英語ではなくフランス語なんだよなあ。なかなか厳しい。
エルメスの後は、銀座のちょっと奥にある近代マグロの店に移動。妻が海鮮丼のようなものを食べたいと前日に言っていて
じゃあどっか行くかねと選んだのだった。
寿司ランチ、ノーマルな奴とマグロのみというやつを頼んで二人でいい感じにブレンドして食べてきた。満足。車に戻る途中にたまたま見つけた京都に本店がある金平糖をいくつか買って、さらに丸の内でケーキを買ってから帰宅。お疲れさまでした。
tDiary で動かしているこの日記を 4.0.0 にした。前日に shugo さんがサクッと対応していたので、簡単にいくかと思ったら思いのほか時間がかかってしまった。
というのも自分が原因なのだけど、cgi を本体から外して gem にした対処にまずいところを見つけてはまってしまった。というのも今まで cgi.rb を escape のためだけに require しているアプリケーションが壊れないようにと、stdlib のロードパスに cgi.rb をそのまま残したうえで cgi/util だけを require するように変えたのを残していたのだけど、これがあると cgi gem をインストールしていても単に require 'cgi' すると、常にこのファイルがロードされてしまい cgi gem を呼び出せなくなるという現象だった。
https://github.com/tdiary/tdiary-core/commit/4bb2afb5558c49486d324be64b944785cb950622
そんなわけで Ruby 4.0 以上の時は上のように gem 'cgi' を書いて RubyGems として提供される cgi gem を activate するか、bundler を使うかしないと cgi 本体にある機能が使えなくなってしまう。これは Ruby 4.0.1 で直したほうがいいとは思うので年明けになんか考えよう...。
Ruby 4.0.0 のリリースから一夜経って、毎年何かしら起きていたビルドできない、何かがまるで動かない、というのがないのを確認しつつ、all-ruby をビルドしたり、snapcraft に 4.0 チャンネル開通の申請をしたりとまったり過ごしながら仕事納め。
今年は特に後半が異様に大変だった。本当にお疲れさまでした。
Ruby 4.0 のリリースお疲れ様、と開発者会議常連メンバーで k0kubun 君を囲んで、上野でウサギの丸焼きを食べてきた。最近上野周辺にはガチ中国料理の店が増えていて、羊肉が大好きな自分には大歓迎なので、どこか良いところは~と探して出てきた店で羊、またはウサギというコース料理の店があったのでそこを選んだ。
今年あったことや最近ってどんな感じですかね、というのを参加した人でわいわいしゃべりつつ、ひたすらウサギ肉を食べていたらあっという間に時間が過ぎ去ってしまった。この店、日本語で話しているのが自分たちのテーブルしかないかもしれない、というくらい客も店員も中国語しか話してなかった気がする。
3冊くらい積読状態になっていて13の途中から読み直したら、これ読んだ気がするな、と思いながらも最後まで読んだら単に Kindle の同期に失敗しているのが原因だった。
で、14を改めて読み直すと、ユニコーンというか、ニュータイプの少年ありがちの敵なり第三者の勢力に一人で放り投げられて人生見つめ直し中、というお馴染みの内容だった。しかし、地上で起きていることと、宇宙で起きていることの時間軸というか、繋ぎ合わせがだいぶ難しくて、こっちのやつはなんの話だっけとなってしまう。
12/25 なので Ruby の新しいバージョンである 4.0.0 がリリースされた。
https://www.ruby-lang.org/en/news/2025/12/25/ruby-4-0-0-released/
3.4 の時は、臨時リリースがあって 3.4.1 にしたのもいい思い出で、今回は tag を何回か打ち直しをしつつもリリース後にビルドできない、何かが全く動かない、ということもなく安定したリリースだった気がする。
自分の活動はというと以下のグラフの通り、610 commits で nobu に続いて第二位だった。9月から RubyGems と Bundler の方は割とガチでやってたからなあ。
https://github.com/ruby/ruby/graphs/contributors?from=2024%2F12%2F26&to=2025%2F12%2F25
nobu との差が 300 を切っているので、毎日1コミット余分に何かを頑張ると nobu においつけるのかもしれない。まあコミット数なんて commit/revert/commit を繰り返してれば増えるんでどうでもいいのだけど。
Ruby 4.0 がリリースされたので、Matz が master のバージョンを 4.1.0 にするまでの間に関連バイナリのリリースなどを進めていた。
snap の方は channel をオープンしてもらわないとダメなので後で。あれこれやってるうちに Matz がコミットしてくれるかなと思っていたけど、夜になっても特になかったのでこの日の作業は終わり。お疲れ様でした。