モーニングでモーニング、ということで朝の8:00の開店に合わせて前日の夕食のリベンジ。
自分はパンとコーヒー、妻はフルーツボールを頼んで朝食を食べた。ヨーグルトがたしかに美味しかったので、帰りの運転中に食べるお菓子をいくつか購入しておいた。
朝食のあとは、再び会津方面に移動して、裏磐梯にある諸橋近代美術館へ。9:30開館に合わせて 9:25 くらいにつけたので良かった。
ちょうど企画展としてもダリ生誕企画をしていたので常設展示も含めてざっと見れたのは良かった。ただ、もうちょい広い施設なのかなと思ったら、そうでもなく30分くらいで見終えてしまった。この規模なら、前日の予定を頑張って調整して来てしまったら良かったなあ。とは言え、あとの話だから言えるのだけど。
諸橋近代のあとは、太平洋側にひたすら運転をして五浦にある岡倉天心の記念美術館へ。最初はスキップする予定だったけど、諸橋近代美術館の観覧時間が思ったより短かったので寄ることにした。行くまでは、「ごうら」と読んでいたけど「いずら」なんだねえ、読めない。
ここでは、常設展示とともに企画展として武蔵美の教授である西田俊英の巨大日本画を特集していて、それほどを期待してなかったものの実際に見てみるとめちゃくちゃ良かった。大観の生々流転もだけど、ストーリーがある絵は見ていて楽しい気がする。まだ制作途中とのことなので、完成まで頑張ってほしい。
五浦のあとは、引き続き南下して水戸の水戸芸術館へ。水戸の街に入ってから、水戸芸術館の駐車場までがやや距離はあったけど、渋滞などはない状態でこんなもんだろうという時間で入れた気がする。
ここでは NUNO というブランドの展示が行われていたけど、これがまたとても良かった。展示の途中に実際に織物を触って凹凸を感じたり、型紙、ラフスケッチと合わせて見ることも出来て充実していたと思う。
織物そのもののデザインもさることながら、織物を作る工程をインスタレーションとして展示していたのも「おっ」となる表現で見応えがあった。
最後にあった鯉のぼりのインスタレーション、過去に国立新美術館で展示していたものの再展示みたいだけど「こんな展示やってたっけ...」と結構見ているつもりでも抜けることが多いなあと感じていた。
水戸芸術館まで見たところでだいぶ渋滞予測とにらめっこという状況なものの、石岡瑛子の展示も水戸でやっているというのを見つけたのでササッと移動して見ることにした。
石岡瑛子、これも東京都現代美術館でやっていた展示はスルーしてしまったのでリベンジになる。
東急、特にパルコのデザインなどは「あーはいはい」という感じで、それに伴うデザイン哲学などを見ることが出来たのは良かった。デザイナーと言ってるけど、オリジナリティを出すにはとにかく訓練と言い切ってしまうのを見て妻と二人で「はい」「はい」と背筋を伸ばしながら見ていた。
特別展のあとは常設展示をフラッと見たけど、印象派から日本の近代画まで収蔵品は充実した場所だなあと感じた。来てよかった。
流石にそろそろ帰らないとね、ということで高速道路を南下していたら、渋滞予測をうまく回避するようにしたにも関わらず、柏付近で事故による渋滞が発生していてそこから連鎖的に1時間程度の渋滞に繋がって「ほんともー」となった。
事故とは関係ないけど、ちょっと遠出するとウィンカーを出さずに車線を変更したり、左側から追い越しする車が結構多くて「なんだこれは」となることが最近目に付くんだよなあ。もっと運転まともにやってほしい。
と、車でブーブー言いながら18:00ちょっとすぎに家に戻ってきて、福島旅行は終わり。お疲れ様でした。