関西に行く前からぼちぼちとやっていた GitHub Actions で消化する cache の整頓の続きをやっていた。
https://github.com/ruby/ruby/pull/13391
一つ目は CodeQL の TRAP cache の無効化、先週の時点では毎回消せばいいだろ、と思ってそうしていたが無効にするオプションが実はある、というのをメンテナから教えてもらったので設定してみた。毎回作られるということは無くなったけど、微妙に再利用されたりしていてよくわからないのでもう少し様子見。
https://github.com/ruby/ruby/pull/13406
二つ目は vcpkg で不要なキャッシュを消した。最近になって理屈を理解したんだけど、vcpkg は installed
の下に artifacts があればそれでいいので、ダウンロードしたものを丸っと保存しておく必要は一切ないのだった。このキャッシュが毎回 700MB 弱占有しているので削除してしまった。
これでキャッシュを超過する、ということは無くなったけど、有効利用という側面だと再利用されずに毎回キャッシュ保存しているような気配があるので、もう少しちゃんとしたい...
原神のゲーム中に出てくる食事を再現しました、というカテゴリがあって、Youtube などでも人気なのだけど、それのレシピ本の邦訳が出たので買っておいた。
ただのレシピ本かな、と思ったらビジュアルも全体的によくできてて感心した。流石に稲妻、という日本をモチーフにした国の料理はラーメン、なのに麺はうどん、って感じでフランスという遠くの国から見て再現しただけでもすごい、くらいの期待値で読むのがいいと思う。
関西に行ってる時に bugs の Git リポジトリの同期、redmine が git の commit を取り込んで情報参照をする機能が止まっていたので調べて直した。
原因は、というと 3.4.4 をリリースするために、一度 v3_4_4
というタグを打って、それを redmine が取り込んだ後にタグの打ち直しで消したことで git tree が狂った、ということだった。こういう時は一度 redmine 側の commit の保存テーブルである changesets を消してから作り直して同期、で解決する。
他にもいくつかパターンがあるんだけど、僕しか知らない、という状況ではあったので思い出せる限りのケースと対処法を今更ながらに手順として書いておいた。
https://github.com/ruby/b.r-l.o?tab=readme-ov-file#trouble-shooting
これで k0kubun くんとか、ある程度 heroku や git を知ってる人なら直せる、はず。
Paypal から使ってる銀行アカウントを BankPay 経由で繋ぎ直さないと使えなくなるぞ、という警告が来たのでよくわからないけど銀行削除、追加、という手順を踏んで対応しておいた。
BankPay って何、と思って調べてみたら以前に使ったことがあることら送金などを可能とする銀行のネットワークとその API ということで、銀行それぞれでやるよりも包括的なものということらしい。PayPal 経由だと何かが変わるということはなさそう。
強い気持ちで積読にはしない、という芸術新潮を読んだ。
今号は朝ドラよろしくやなせたかしとアンパンマン。絵本は相変わらず興味がないのでさらっと眺める程度で終わり。それよりも酒呑童子ビギンズの論考がサントリーに行った直後ということもあって異様に面白かった。あと、トピックとしては鳥取県立美術館のオープン記事、島根に行くついでに行く予定だけど、その時にはブリオの箱が展示されているといいなあ。
Matz が来なかったので yhonda さんと、rails/rails に top-level な Namespace
があって...という話をしていた。
https://bugs.ruby-lang.org/issues/21341
上記はテストコードだけど、どうするかは matz に強い気持ちで決めてもらうしかなさそう...ってあたりで着陸した。
あとは https://rubygems.org/stats のデータを json などで手に入れることができれば、もう少しシステマチックに多くのソフトウェアが使っているライブラリの内容をリサーチできるかもしれないとか、そういう話題。これはとりあえず gem のリストを LLM に放り投げて、canonical なソースコードリポジトリを探して列挙しろ、と言ったら大体出てきたので便利だった。
nobu といろいろ話しているときに ./configure
オプションってどうしてる、という話題になって nobu が使っているオプションを mise 向けにちょっと加工したり自分の好みのものを入れて、いかに落ち着いた。
❯ ./autogen.sh && ./configure --with-openssl-dir=(brew --prefix openssl) --with-gmp-dir=(brew --prefix gmp) --with-yaml-dir=(brew --prefix libyaml) --enable-debug --enable-shared --enable-load-relative --disable-install-doc --prefix=/. --with-destdir='$(HOME)/.local/share/mise/installs/ruby/$(RUBY_PROGRAM_VERSION)-$(RUBY_RELEASE_DATE)'
fish 前提にしているので、他のシェルを使ってる人は各自で上手いことやってください。これで make install
すると日付でフォルダを作ってくれるので、デバッグなどの際に大変便利。
ここ最近は20時には眠くて寝てしまう、ということが続いていたので久しぶりに discord で参加。
https://asakusarb.esa.io/posts/1249
昼の Namespace の続きに加えて、GitHub ができたのって 2008 年なのでまだ20年経ってないんですねえ、という流れから企業名と github アカウントが違う会社って結構ありますね、とかそういう話をしていた。
ぱっと見でどこかわかる人は GitHub 練度が高い。あとは https://api.github.com/users とかあってウケる〜。とか、user の id が一番若い日本の人って誰...?というお題で kakutani さんっぽいとかそういう話をしているうちに 22 時になっていたので就寝。お疲れ様でした。